「ひまわり」はキク科の一年草で、一輪の花のように見えて、実は、沢山の花が集まって出来ています。
これは、キク科の特徴で、向日葵やたんぽぽ、秋桜、ガーベラなどにみられ「頭状花序」と言います。
黄色い花びらの部分は、「舌状花(ぜつじょうか)」と呼ばれ雄しべやめしべをもっていません
中心の黒(焦げ茶)の部分に「筒状花(とうじょうか)」と呼ばれる花をもち、
筒状花には雄しべとめしべがありますので、受粉して種をつけます。
たくさんの花からできているので、種もたくさん取れます^^
黄色い花びらは受粉を助けてくれる虫達へのアピールの為、綺麗な色をしているんですね~。
太陽の花(Sunflower)なのでその名の通り、夏のイメージが強い代表花ですが、
お花屋さんでは、春〜秋にかけて色々な種類のヒマワリが出回り、
見ているだけでも元気がもらえる大人気の花です。
切花として楽しむひまわりの品種
ひまわりの品種はたくさんあり、参照サイト
花姿も、八重のもの、一重のもの、ミニ咲きなど様々な種類がありますが
その中でも、切花用としてとくにオススメなのが「サンリッチひまわり」
私が花屋になりたての頃は、向日葵は花畑で鑑賞する大きな大きな大輪ものが主で
つぼいけの様な大きなアレンジ以外にはあまり需要がなかったのですが、
タキイ種苗(株)が開発したサンリッチシリーズが販売されてからは
花屋で扱う、切花のひまわりのほとんどはこの品種と言ってよいほどのジェアになりました。
「サンリッチレモン」花言葉は、願望
「サンリッチオレンジ」花言葉は、未来をみつめて
「サンリッチマンゴー」
「サマーサンリッチバイン」
「サンリッチフレッシュオレンジ」など
ガーベラくらいの花の大きさの扱い易いサイズ、
花粉が出ない事、花もちが良いことなど
ひまわりを切花として楽しむなら、まずはこの品種ですね、
その他、
●のぞみ 花言葉は、自由な愛
●かがやき
●サンビーム/サンゴールド
●東北八重 花言葉は、活気がある
●姫ヒマワリ 旭
●チョコフレーク
●ココア
など、ミニのひまわりや八重咲きのもの、
茶系の花などアレンジメントに取り入れると面白い色のものもオススメです。
母の日の贈り物にも最適なヒマワリのフラワーギフト
5月の第二日曜日は母の日です(2013年5月12日)
太陽のように元気で明るいお母様には、ひまわりのお花を贈るのもいいですね。
花束やアレンジメントなど、たくさんタイプがあります。
もし、母の日やその他のフラワーギフトに迷ったらお気軽にご相談下さい。
八重咲きヒマワリを使ったアレンジメント
ひまわりを飾る
ひまわりを花瓶やアレンジメントとして楽しむ場合、水揚げをしっかりやりましょう。
キク科の植物に有効な水揚げ方法は湯揚げ
この方法で水揚げしたあとは、
ひまわりのように茎に白い毛(繊毛)があるお花は水に使った部分が腐りやすいので浅水で飾ります。
ひまわりは水をよく吸いますので水足しをわすれずに、
できれば、ガラス花瓶のような水量のわかる花器がオススメです
(吸水性スポンジにいけられたアレンジメントの場合はスポンジが乾かないように)
飾っていくうちに、水に浸かった部分が腐ってきますので、
変色した部分は、水のなかで切り戻して挿しなおして下さい。
最後は花首だけでお皿にうかべても綺麗に飾れます^^
お花屋さんで売っているようなアレンジメントは沢山のお花を使って豪華ですが
フラワーギフトではない、お家飾りの場合は
毎回、毎回、そのような豪華な飾り方はできませんよね。
ひまわりは一輪挿しの似合うお花ですので
花瓶に1~2輪と、お庭にある葉物で充分綺麗なアレンジになります。
夏を感じるアレンジになりますので是非、楽しんでみて下さい。
大人気のヒマワリのプリザーブドフラワー
当店では、数年前より、ヒマワリをプリザーブド加工して販売させて頂いております。
とにかく、ひまわりの人気は高く、いつまでも楽しみたいとのお声が多かったので、
試行錯誤しながら加工をしてアレンジメントを作ってきました。
お陰様でたくさんの喜びのお声も頂いております。
生花では、夏場は花持ちが悪くなりますので
プリザーブドフラワーなら、その点も心配ないのが良い所ですね
ガラスに名前やメッセージを彫り込む、エッチング加工も出来き、
贈られた方だけの、ひとつだけのお花贈りになります^^