【簡単フラワーアレンジメントシリーズ】あじさいのリース状アレンジ

紫陽花

紫陽花がきれいな季節です。

簡単なアレンジメントにして お部屋に取り入れてみませんか。

花活ける前にまず水揚げを

紫陽花のお花はとても水上げが悪いので、お庭などから切って来たら
すぐに 切り口を斜めにもう一度切り、綿状の白い部分を掻き出し、
茎の部分をコンロの直火でしっかり焼いて下さい。

真っ黒に炭化するまで焼きます。

この時、お花の部分は、新聞でくるみ、 熱があたらないように、 火から斜めにして焼いて下さい。
垂直に火にあてるとやけどしますから注意して下さい。
その後、すぐに水につけて、しばらくの間、水揚げしておいて下さい。

根焼きの水揚げ方法はこちら

アレンジメントの作り方

1.ご用意頂く物

紫陽花の大きめの花…3房
容器(サラダボウルでもシチュー皿でも、なんでもOKです。
浅くて丸い容器。
2枚重ねにするときはもう一枚、一回り小さなお皿が必要です。)
ビー玉…お花の色と同系色でしたら、統一感が出ていいと思います。

あじさい

2.お花を小分けにする

紫陽花のお花はたくさんの房から出来ています。
それを丁寧に、小さくなお花に分けて下さい。
左 右対称なボリュームの房分けをしたら、
お花の色をだんだんうすくなるように(グラデーション配色) 器の縁に掛けていきます。

※お皿(ベース)が一枚で縁にかけにくいときは 内側にもう一枚一回り小さなお皿をいれて
2枚のお皿の隙間に挿すと簡単です。

グラデーション配色

3.リングが出来ました

紫陽花のかわいいリースアレンジになりました。

リング状

4.仕上げ

紫陽花の葉や、一際濃い色のお花を真ん中のお水に浮かべて完成です。
涼しげなアレンジメントが出来ました。
お好みで、つる状のグリーン (アイビーやワイヤープランツなど)を這わせても綺麗だと思います。
くれぐれも、お水は全部の茎が浸かるように気がけて下さいね。
浸かっていないと、すぐにしおれます

今回の紫陽花はライトブルーのパステル調の紫陽花を使いました。

ピンクや白や、濃いブルーでも可愛いですね

仕上げ

仕上げ

この記事を書いた人

これまで30年以上お花屋をやっておりましたが、10年前に閉店し今は第二の人生を謳歌中。これまで培ってきた経験からお花に関する情報を掲載しています。写真を撮ったり、WEBサイトを制作したりするのが大好きです。

フラワー装飾一級技能士
Photoshop・Illustrator・Webクリエイター 各エキスパート1級
介護福祉士

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